今回は、東海地方以外の方にはほとんど馴染みのない中部国際空港について紹介したいと思います。
愛称はセントレアです。
一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
日本の中心(CENTRAL JAPAN=中部)にある空港(AIRport)という意味から付けられた愛称となっており、東海地方に住んでいる人ならみんなセントレア=中部国際空港だと分かるくらいの知名度を誇ります。
ちなみに英名はChubu Centrair International Airportですが、唯一の空港アクセス鉄道である、名鉄の中部国際空港駅の英語案内はCentral Japan International Airportで、名古屋の文字も中部の文字もありません・・・。
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- なぜ馴染みがないか
- 名古屋には空港が2つある?
- セントレアのいいところ
- ほぼ階段が無いバリアフリー構造
- 国内線、国際線のチェックインカウンターが同一フロア
- カードラウンジのサービス
- 展望銭湯
- ドリームリフターの発着
- 広大な展望デッキ
- イオンモール
- まとめ
- 関連記事
なぜ馴染みがないか
場所柄、大都市圏である東京・大阪からのお客さんを乗せた便が無いため、セントレアの空港利用者数は国際線の無い伊丹空港に次いで第8位となっています。
※一応、国際線乗り継ぎ客向けなのか羽田・成田便は存在します。
従って、東海地方在住の方なら当たり前の存在であるセントレアは、他の地域に住んでいる人からすればセントレアってなんぞや?となりますよね。
逆に名古屋から移動する場合も、西は広島、東は福島まではほぼ新幹線、福岡・仙台に行く場合にようやく飛行機が検討される感じですので、仕事の出張でもあまり飛行機を利用する機会がありません。
名古屋という立地の関係から、空港用者数が少ないのはある程度は致し方ないかなという感じです。
さらに、実は「名古屋空港」と呼ばれる空港が2つあります。どっちも名古屋市にはないんですが・・・
名古屋には空港が2つある?
1つはセントレアです。
「名古屋/中部」といった表記がされます。
もう1つが、県営小牧空港です。
三菱重工のMRJが試験飛行をしていたところです。
「名古屋/小牧」といった表記がされます。
小牧空港は、セントレアができる以前の旧名古屋空港の施設で、主にフジドリームエアラインズという会社の便が全国各地に便を出しています。
JALはフジドリームエアラインズとコードシェアしているため、中部国際空港からのJALの国内線は、沖縄便と札幌便、羽田便と成田便しかありません。
といっても、2つの空港の利用者数を足しても伊丹空港の利用者数には遠く及ばないですし、国内線の利用者数は鹿児島空港とあまり変わらないという点からみても、セントレアのしょぼさが分かっていただけると思います。
注:鹿児島空港がしょぼいと言っているわけではありません!
基本、他の大空港に比べればしょぼいです。
それでも、我らが誇るセントレアです。
いいところはたくさんありますので、これから紹介していきたいと思います。
みなさんの頭の中で、「しょぼいなりにも」と付け足していただければ、分かりやすいと思います(笑)
セントレアのいいところ
他の空港に比べてセントレアのいいところを挙げてみました。
・ほぼ階段が無いバリアフリー構造
・国内線、国際線のチェックインカウンターが同一フロア
・カードラウンジのサービス
・展望銭湯
・ドリームリフターの発着
・広大な展望デッキ
・イオンモール
順に説明していきたいと思います。
ほぼ階段が無いバリアフリー構造
これはベビーカーを利用していて改めてすごいと感じたことですが、セントレアには段差がほとんどありません。
車いすやベビーカー、キャリーケースやカートを利用する際には大変助かる構造となっています。
特に飛行機搭乗時には、電車を降りてから飛行機に乗るまで、段差が全くありません!
階段はもちろん、エスカレータやエレベータも一切乗る必要が無いんです。
※バスで搭乗の場合を除く
※ショッピング街を利用する際や展望デッキを利用する際には、エスカレータ等で階を移動する必要があります。
国内線、国際線のチェックインカウンターが同一フロア
セントレアで国内線から国際線に乗り継ぐ機会ってあまりないかもしれませんが、国際線⇔国内線のチェックインカウンターは同一フロアにありますので、乗り継ぐ際には大変便利な構造となっています。
国際線と国内線でターミナルが違うために乗り継ぎの際にバスに乗らないといけない空港もある中で、セントレアでの乗り継ぎは大変ラクです。
過去に福岡空港で国際線から国内線に乗り継いだ際には、国際線で手荷物をいったん受け取り、荷物を持ってバスで国内線ターミナルへ移動した経験があります。
こういったことがセントレアでは起こらないと考えると、とても便利だと思います。
カードラウンジのサービス
詳しくは以下の記事に書いています。
特に国内線エアラインラウンジが大変ショボイので、セントレアの場合はカードラウンジが大変重宝します。
セントレアに限って言えば、居心地のよさもエアラインのラウンジよりカードラウンジのほうが上です。
カードラウンジのくせに到着時にもビール飲み放題なんて、夢のようじゃないですか!?
※あんまり期待して行くとショボくてガッカリするかもなので、期待度はほどほどにお願いします。
カードラウンジの場所は制限区域外ですので、それだけ注意が必要です。
展望銭湯
飛行機を眺めながら入れる大浴場があります。
各種アメニティ、タオルのレンタル込なので、まさに手ぶらで行けちゃいます。
入浴料は、大人(中学生以上)1,030円・小人(小学生以上)620円・幼児(6歳未満)210円と少々高いですが、例えば他の空港のカードラウンジでシャワーを借りてもこのくらいしますから、まぁまぁ妥当なところではないでしょうか。
なお、営業は8:00~22:00(最終受付 21:00)となっていますので、朝の到着後や夜の出発前の利用も可能です。
ドリームリフターの発着
飛行機好きには言わずと知れた、ジャンボ貨物機です。
国内ではセントレアでしか発着していません。
かなり変な形をしているので、デッキから見ても一目でわかります。
なんでも飛行機の大型部品を運ぶため、このような形をしているとのことです。
毎日来るわけではないため、離発着シーンが見られるのはかなりレアですが、駐機してあるシーンはよく見ることができます。
ドリームリフターが見たいなら、セントレアに来るしかないですよ!
広大な展望デッキ
ターミナルビルの屋根の部分がずっと展望デッキとなっています。
名古屋人からすればこれが当たり前だと思っているので、他の空港の展望デッキに行くとなんかガッカリしちゃったり?
ウッドデッキなのでカートの乗り入れはできませんので注意してください。
なお、展望デッキ先端から滑走路までの距離は300m程で、これだけ近い空港はなかなか無いそうです。
2016年の伊勢志摩サミットで各国要人が来日した際には、当然のごとくテロ対策として閉鎖されました。
イオンモール
東海地方と言えばイオンですが、空港島から約15分の対岸にはとても大きなイオンモール、イオン常滑があります。
なんと空港から無料のシャトルバスも運行されていますので、例えばセントレアでトランジット5時間・・・とかいう場合は(そんなことがもしあれば)、イオン常滑に行けば一発解決かもしれません。
イオン常滑の中には映画館やキッズアスレチック、巨大な温泉施設もあったりしますので、1日潰すことも可能です。
小さい子供連れでもイオンであれば無料ベビーカーやキッズスペース、授乳室、おむつ替えコーナー、離乳食の販売など、必要な施設は一通り揃っています。
家族とイオンで1日過ごす・・・というのがこっちの人のよくある休日の過ごし方だったりするくらいです。
まとめ
セントレアのいいところを精一杯書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
おそらく関東や関西に住んでいると、まず利用することのない空港かと思います。
もしセントレアへ来る機会があれば、しょぼいなりにもそれなりにいろいろ楽しめますので、よかったら参考にしてみてください。
以上、中部国際空港 名古屋 セントレアについて名古屋人が紹介してみます でした。
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