マイペイすリボにて意図的に手数料(いわゆるリボ払いの金利)を発生させると、通常の2倍のワールドポイントが得られるということはみなさん既に知っていることと思います。
ですが、きちんと調整してリボ残高を翌月に繰り越したはずなのに、なぜか手数料が0円になってしまってボーナス分のポイントが得られない事態が発生することがあります。
キャンセルや返品で、返金処理があるような月は要注意ですよ!!
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マイペイすリボのおさらい
マイペイすリボとは、自動的に支払がリボ払いになる制度です。
マイペイすリボに登録すると、店舗で「1回払い」を指定して支払をしたとしても、自動的に全ての1回払いが「リボ払い」扱いになります。
全額リボ払い扱いなんて、一見するととてつもなく恐ろしい制度なのですが、メリットとして
①年会費が割引になる
②手数料が発生すればポイントが倍もらえる
という点があります。
一旦全額リボ払い扱いで処理されるのですが、毎月、支払の増額申請をすることが可能です。
例えば、月に10万円の利用があったとして、支払額が確定した後に支払額の増額変更をして10万円全額を支払日に払うことにすれば、この場合は手数料(金利)はかかりません。
さらに、全額は払わずに、9万9千円だけ支払いをして千円だけリボ残高を残すようにすれば、手数料(金利)が10円ほどかかりますが、貰えるポイントが倍になります。
これらの方法で、ANAカードの年会費を節約しつつ、ポイントを倍獲りしてANAマイルの還元率を上げるわけです。
SFCゴールドの場合、マイペイすリボに登録するだけで年会費15,000円 が11,500円になりますし、手数料を1円でも払えばその月のマイル還元率も上昇するということで、リボ払いは怖いですが使い方によっては大変オトクになるということが言えます。
きちんと対策したのに手数料が発生しない!?
毎月最低限の手数料(金利)を発生させるにはいくら残せばよいか・・・については以下の記事に書いています。
月に1円でも金利を払えばポイントが倍付けになるわけですから、1円を超える無駄な手数料はなるべく払いたくない・・・と誰もが思うところでしょう。
しかし、個人的には手数料1円を狙いにいくのではなく、10円くらい払うつもりで多めに残すことをオススメしています。
手数料1円か10円かの攻防よりもポイント倍かどうかのほうが大事ですからね。
ところが、たまーに
リボ残額を多めに残したつもりだったのに手数料が0円になってしまって、ポイントが倍にならない
ことがあります。
原因を探っていくと、どうやら決済キャンセルなどでの返金処理が犯人ということが分かりました。
原因は払い戻しだった!
マイペイすリボに登録したカードにおいて返品やキャンセルなどを理由に一旦支払った支払が返金された場合、その返金された金額もリボ払い扱いになってしまいます。
返金がリボ払いって、私自身も扱いがいまいちよく分からないのですが、処理としてはリボ残額から返金分の金額が差っ引かれるということになります。
一般的な(?)リボ払いヘビーユーザーにとってみれば、少しでもリボ残額が減ってラッキーって感じかもしれませんが、意図的に最低限の手数料だけを発生させようとしている我々陸マイラーにとっては、あえて手数料が数円になるように残したリボ残高が0円になってしまうのですから、たまったもんじゃありません!
リボ残額から差っ引かれるということは、
前月に残したリボ残額が0円になり、手数料が発生しない
ということになります。
手数料が発生しなければ当然ボーナスポイントのポイント倍付けが貰えませんので、かなり深刻な事態となります。
リボ残高から精算されることを回避する方法
キャンセルによる品金をリボ残高から精算されることを回避する方法としては、なんらかの返金処理があった場合は、リボ・分割デスクに電話をし、返金処理をリボ払いから一回払いに変更してもらう必要があります。
返金が1回払いってのも仕組みがいまいちわかりませんが、返金分をリボ払いから1回払いに変更しておけば、強制的にリボ残高から相殺される事態を回避することができます。
具体的な方法としては、リボ・分割デスクに電話をし、オペレーターに
「○月○日の〇〇円の返金をリボ払いから一回払いに変更して下さい」
と言うだけでOKです。
これが魔法の呪文です!
早ければその日のうちに明細が更新されるはずです。
この変更をしておけば、仮に返金があってもリボ残高から相殺されることはなくなります。
なお、15日締め翌月10日払いのカードの場合、毎月20日くらいには15日までの利用分が明細に計上されてきますので、20日くらいまでにマイナス処理が無いかチェックしておくとよいでしょう。
25日前後には翌月10日払いの明細が確定してその時点でポイントが付与されてしまいますので、それまでに上記処理を行う必要があります。
まとめ
マイペイすリボにて意図的に最低限の手数料を発生させてポイント倍付を狙っている場合、返金処理は要注意です。
そのままにしておくと返金処理分はリボ残高から相殺されて手数料が発生しなくなってしまいます。
VPASS等をチェックしていて明細に返金処理があったら、支払確定までにリボ・分割デスクに電話をし、「○月○日の〇〇円の返金をリボ払いから一回払いに変更して下さい」と申し出ましょう。
この変更をしておけば、仮に返金があってもリボ残高から相殺される心配はありません。
通販のキャンセルや返品だけでなく、航空券の変更やホテル予約の変更などでも返金処理が行われる可能があるので要注意です。
以上、VISAのマイペイすリボは返金で手数料が0円になってしまう!?回避する魔法の呪文とは? でした!
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