セントレアからの場合、羽田便と福岡便に「特割運賃」が設定されています。
特割とは
とある日の羽田→セントレアの予約画面です。
特割は8,900円の表示で、旅割28(28日前までに予約・支払をすることにより割引となる運賃)よりも、200円高いです。
ですが特割は前日までに予約・購入すればよいので、旅割28よりも大幅に利便性がアップします。
まだ予定が分からない、200円高くなってもよいので、できれば直前まで支払いを遅らせたいといったケースに、特割は有効です。
ANA航空券は3日以内に支払が必要
これがすごく重要です。
先ほど「特割は前日までに予約・購入すればよい」と書きましたが、いったん予約したら予約した日を含めて3日以内(明後日の夜11時59分まで)に決済しないといけないのです。
これはあらゆる運賃でも同じです。
予約した段階では「仮押え」の状態なのです。決済をして初めて航空券として有効です。
特割はいったん決済すると変更不可 決済前はOK
決裁する前(仮押えの状態)であれば、取り消ししても料金は一切かかりません ←重要です
しかし決済まで完了してしまうと、特割運賃の場合は、台風などの特別な理由が無い限り、便の変更は不可です。
キャンセルはできますが、取消手数料と払戻手数料が2重にかかってきます。
これがネックです。なるべく直前まで予約しないでおくと、座席が埋まってしまったり、中央の座席しか空いていなかったりとなってしまうのです。
なるべくいい座席を取りたいなら、たとえ特割でももっと前の段階で購入しないといけないことになります。
応用編 仮押えのまま前日まで引き延ばせばよい
じゃあどうすればよいかというと、仮押えの状態(決済前の予約)の状態をキープすればよいのです。カンタンですね!
たとえば、上記支払期限の日までに、再度予約したい便を予約して、支払期限の短い予約を取り消しすればよいのです。
残席がある限り、特割自体の支払い期限(この場合は前日の夜11時59分まで)まで支払を引き延ばすことができるのです。
その際の座席指定も同じ席にすれば、座席をキープしたまま支払を引き延ばすことが可能です。
注意点 座席指定は4日前までに
ひとつ注意点としましては、決済前の座席指定・変更は出発4日前までしかできないということです。
したがって、特割の支払期限である(この場合は前日の夜11時59分まで)まで支払を引き延ばすためには、必ず出発4日前にもう一度上記手順にて同一便の予約・取り消しをする必要があります。
4日前に作業をすることによって、座席をキープしたまま出発前日までに支払を引き延ばすことができるのです。
特割の場合は、どのみち前日までに決済しないといけませんので、支払を最大で引き延ばしたとしても前日までということになります。
応用編 乗りたい便がキャンセル待ちの場合でも使える!!
例えば、11:00発の便に乗りたいけど12:00発の便しか空いていない、12:00発だと乗れるかどうか分からない、といったケースにも使えます。
この場合は、12:00の便を予約し、決済をせずに引き延ばし作戦で座席をキープしつつ、11:00の便のキャンセル待ちを入れればよいのです。
キャンセル待ちが成功したら、12:00の便の予約は取り消しすればよいのです。
まとめ 支払引き延ばし作戦 手順のおさらい
①乗る予定の便を予約
②座席指定はするが、決済はしない
③支払期限までに同じ便を予約
④支払期限に近いほうの予約を取り消し
⑤取り消しで空いたところを再度座席指定。決済はしない
⑥出発4日前にもう一度、③④⑤を繰り返す
⑦出発前日までに決済する
以上です。ちなみに支払期限を過ぎてしまうと、勝手に予約が取り消されます。
あと、くれぐれも悪用しないようにしてくださいね。
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